- とにかく安いビデオカメラが欲しい人
- 最低限の機能を備えたビデオカメラが欲しい人
- 高機能なビデオカメラを使いこなす自信がない人
- コスパ重視なビデオカメラを探している人
こんにちはカモシカヲです。
今回はパナソニックのビデオカメラ、HC-V360MSを紹介します。
動画撮影はスマホという方も多いと思いますが、
イベントや記念日など大切なシーンでは
スマホより撮影能力が優れるビデオカメラを使ってみてはいかがでしょうか?
でも購入しようにもビデオカメラって高額なイメージですよね?
お金は無いけどビデオカメラが欲しいそんな人の為に、
コスパ抜群のエントリークラスモデルをオススメします。
そのエントリークラスの中でなぜ私がHC-V360MSを購入したのか
その理由をお話ししますので、ビデオカメラ購入の参考にして頂ければと思います。
目次
スマホよりビデオカメラ?
スマホよりビデオカメラが優れている所は?
- スマホより映像が綺麗
- 音質も綺麗だし小さな音も拾える
- 手振れ補正でブレを軽減
- 持ちやすい
- 撮影に最適化した形なので姿勢が楽
- 急な着信やアプリのエラーで撮影が中断されない
- ズーム機能は圧倒的
- 動く被写体に素早くフォーカスできる(ピントが合わせやすい)
私がビデオカメラに求めたもの
価格が安い
お金に余裕がないという理由もあるのですが、
高級すぎるカメラは神経質になってしまい、ラフに扱いにくいんです。
子供が触ってしまったり、多少雑でも さっ としまって さっ と取り出す
ですから傷がつくことは当たり前になるわけで、キズが出来るたびに精神的に参ってしまうような高級品は私には合わないんです。
また高価な物は保証プランをつけたり、保護アイテムの購入などで更に費用がかさみます。
壊れたら「まあしょーがないか」って思えるくらいの価格の方が気楽に楽しんで使えるんです。
とにかく軽い方が良い
いくら良い物を買っても撮影がストレスになるビデオカメラは
撮ることがだんだんと面倒になり、いずれ使わなくなってしまいます。
その中でも軽さはもっとも重要なポイントで撮影疲れの大きな要因です。
高機能、多機能はいらない
撮影シーンに合わせた細やかな設定が出来るものは必要ありません。
そもそも使いこなせないですから。
AUTO撮影機能より最適な物を自身で選択する技術も知識もありませんし。
かといって安かろう悪かろうでは困るので
多機能でなく最低限の機能を備えた、コスパの良いカメラを探しました。
4K画質が必要か?フルHDで十分か?
フルHD画質よりも高画質な4Kというものが存在します。
この4K画質が必要か否かがHC-V360MSを購入する上で一番悩んだポイントでした。
HC-V360MSはフルHD画質です。
つまり4K画質を必要無いと判断したのですが、その理由は
4Kを再生する為のテレビやモニターが無い
ビデオカメラだけを4K画質にしても、視聴機器が4K対応でなければを見ることができません。
我家は4K対応テレビやモニターを所持していませんでした。
ファイルサイズが大きい
4K動画になるとファイルサイズはフルHDの約3倍の大きさです。
具体的な容量で言えば、動画1時間で約32GBもの容量が必要です。
この大きなファイルをどこに保存するのか、最近はクラウドストレージサービスの充実やHDDなどの記憶媒体大容量化が著しいですが
クラウドストレージサービスも大容量プランの契約となると月々の料金が高額になりますし、
大容量のHDDは壊れてしまったときのデータ消失によるダメージは大変な物です。
また大きなデータは受け渡しにも不便で
私は両親に子供の動画をDVDに焼いてプレゼントしているのですが、
DVDの容量は4.7GB、4K動画のような大きなファイルをDVDに残そうとすると
動画を劣化させ容量を小さくする編集が必要になるので、結局フルHD画質の方が手間が少なく済みます。
販売価格が高い
フルHD対応と4K対応のビデオカメラは金額にして約2倍、大体2万円~の価格差があります。
今後の4Kビデオカメラの値下げを待つ
フルHDが手頃に買えるようになったように、4Kビデオカメラも今後値下がってくると思います。
もうすこしコスパが良くなってから購入しようと考えました。
HC-V360MS仕様(スペック)
【撮像素子】 1/2.3型MOS固体撮像素子
※撮像素子とはデジタルカメラに内蔵された、光を電気信号として蓄える素子、1/2.3型の数値が大きいほど高画質な映像が撮影できる。
【F値(f:焦点距離)】 F1.8~F4.2(f=2.06mm ~ 103mm)
※F値とは小さい値のレンズほど多くの光を集められるレンズで、F値が小さいレンズほど前後のボケ具合が大きくなります。F値が大きいと全体にピントが合いやすくなります。
【ズーム】 iAズーム :90倍 iAズーム オフ時:62倍(手ブレ補正:スタンダードモード、傾き補正:切時) / 光学ズーム:50倍 / EX光学ズーム:最大100倍(30万画素時) /デジタルズーム:150倍・500倍
※光学ズームは画質の劣化はありませんが、デジタルズームは画像の拡大によるズームなので画質が荒くなります。
【モニター】 2.7型高精細ワイド液晶モニター(約23万ドット)
【記録メディア】 ●内蔵メモリー(16GB)●SDXCメモリーカード(48GB/64GB/128GB)/SDHCメモリーカード(4~32GBまで)/ SDメモリーカード(512MB~2GBまで)
【手ブレ補正方式】 光学式(ハイブリッド手ブレ補正、アクティブモード〈回転補正〉、手振れロック機能)、傾き補正
【動画記録方式】 『AVCHD』AVCHD規格 Ver 2.0準拠(AVCHD Progressive)『MP4/iFrame』MPEG-4 AVCファイル規格準拠(.MP4)
【静止画記録方式】 JPEG(DCF/Exif2.2準拠)
【音声マイク】 2chステレオ/ズームマイク
【HDMI端子出力】 1系統 1080p 1080i 480p[ミニHDMI端子]
【映像出力・音声出力】 AV端子
【ヘッドホン出力・外部マイク入力】 無し
【Wifi】 無し
実売価格 24,000円~
動画記録モードと最長記録時間(目安)
動画記録モード | SDHCメモリーカード/内蔵メモリー | ||
16GB | |||
1080/60p | 1920×1080 | 28Mbps | 約1時間20分 |
PHモード | 24Mbps | 約1時間30分 | |
HAモード | 17Mbps | 約2時間 | |
HGモード | 13Mbps | 約2時間40分 | |
HEモード | 5Mbps | 約6時間40分 | |
MP4 | 1920×1080 | 28Mbps | 約1時間20分 |
1280×720 | 9Mbps | 約4時間10分 | |
iFrame | 960×540 | 28Mbps | 約1時間20分 |
幅x高さx奥行き ※すべてバッテリー装着時



購入候補となった機種
SONY HDR-CX470
特徴:内臓メモリー32GB、光学ズーム30倍、26.8mm広角レンズ、価格(実売価格)28000円~
SONY HDR-CX680
特徴:空間光学手振れ補正、内臓メモリー64GB、液晶タッチパネル、Wi-Fi付き、5.1chマイク・モノラルスピーカー、バッテリーの持ちは比較機種の1.5倍ほど、光学ズーム30倍、価格(実売価格)44,000円~
JVC GZ-E109
特徴:F値1.8~6.3、内臓メモリー8GB、光学ズーム30倍、価格(実売価格)25,000円~
検討した結果
SONY HDR-CX470
SONY ビデオカメラのエントリークラスの機種、
優秀な広角レンズを備えており、視野が広い撮影が得意。
価格は最安レベルです。
しかしモニターにタッチパネルが非搭載で、レバー操作のみ。
広角レンズは魅力的でしたが、ズーム性能はHC-V360MSの方が優秀です。
※光学ズーム HDR-CX470:30倍、HC-V360MS:50倍
私はズーム性能の方が必要としていたので、HC-V360MSにしました。
SONY HDR-CX680
今回唯一、エントリークラスとは違うミドルスペックの機種。
なんといっても魅力は空間手振れ補正、この機種が比較に入った理由です。
バッテリーの持ち時間や内蔵メモリーの容量などもHC-V360MSに比べ優れていますが、
予備バッテリーやSDカードで十分対応が効きます。
映像素子やマイクなども優れてはいますが、空間手振れ補正ほどはっきりと違いの分かるようなものでは無さそうです。
手持ち撮影がメインになる場合、空間手振れ補正の付いた機種で最安となるHDR-CX680で決まりでしょう。
ですが私の撮影環境は三脚撮影がメインなので手振れが頻繁に起きる環境ではありません。
また空間手振れ補正より劣りはしますが、HC-V360MSには光学式手振れ補正が付いているので頻度の少ない手持ち撮影であれば十分であると考えました。
よって今回はHDR-CX680の購入は見送りました。
JVC GZ-E109
この機種は低価格が魅力です。
私が購入検討していた時期はなんと2万円を割っていました。
※現在は24,000円ほど
購入に至らなかった理由は口コミの少なさです。
不具合や、操作性など使ってみなければわからないことが多すぎたので見送っています。
HC-V360MSレビュー
購入したカラーはホワイト、外観はゴテゴテせずすっきりしています。

手に持つと非常にコンパクト。
軽く持ちやすいです。
手持ち撮影がストレスになりません

ズームボタンも操作しやすい
運動会や発表会など遠くから撮影することが多いためズームボタンの操作性は重要です。

手動のレンズカバーが付いています
屋外での砂埃の侵入を防ぐために役立っています。
しかしグレードが上のカメラになるとレンズフィルターを取り付けることが出来る為、
少々劣っている点だと思います。

レンズ横のスイッチを下げれば

このようにレンズが出てきます。

パネルは180°ひっくり返すことが出来ます。
パネルの角度を変えることで自撮りすることも可能でした。

液晶の設定画面はこんな感じ
液晶を強くタッチしないと認識しません。
タッチというか押しこむイメージです。

パネルの内側には各端子、電源ボタン、撮影/再生切替ボタン、水平表示ボタン、バッテリー取り外しスイッチがあります。

上部には写真撮影ボタンとズームスイッチがあります。
写真の画質はおまけ程度で、メインとして使えるものではありませんでした。

充電端子が側面についています、カバーが付いていて

このように開きます。

手に持ったときの親指の位置が動画撮影ボタンの位置になっています。
押しやすいです。

真下にはSDカードスロットがあります。

バッテリー取り外しスイッチをスライドすれば

バッテリーを取り外せます。

バッテリーが無い状態でもモバイルバッテリーがあれば動作可能です。
割高な予備バッテリーを購入せずとも代用可能です。
これすごく便利で大きなモバイルバッテリーを用意すれば丸一日バッテリーの心配は必要ありません。

撮影動画はコチラのが分かりやすかったので紹介させていただきます。
まとめ
安くて、ズームが強く、モバイルバッテリーが使える、画質そこそこのビデオカメラです。
価格を考えればコスパは抜群です。
高級なビデオカメラとはさすがに比較できませんが、一般家庭での用途であれば十二分に活躍します。
高級なカメラを買おうか悩んで足踏みしているよりも、その間の大切な日々をいち早くHC-V360MSで記録に残してはいかがでしょうか?